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テポドン ノドン ムスダン [今話題のニュース]

北朝鮮が今日午前2時半すぎに中距離弾道ミサイル「ノドン」と推定される2発を日本海側に発射したそうです。

ノドンとはWikipediaより

ノドンは旧ソ連のR-17 (ミサイル)短距離弾道ミサイルを北朝鮮が拡大改良したものとなっている。全長16m、直径が1.35mで重量16tであり、液体燃料ロケットモータを使用した自走式準中距離弾道ミサイルで液体燃料は常温保存液体式、ペイロード約0.8t~1.2t、CEP(半数命中半径)は190m~2,500m、発射母体は車両や固定発射施設サイロとなっている。

誘導方式は、R-17 (ミサイル)が積載している3基のジャイロスコープが1組になった慣性誘導装置を使用している。FASによれば最近北朝鮮版R-17でCEP50m、ノドンでCEP 190mと判明したとされており、"Previously thought to be several thousand meters"と記載されている。民生用のGPSを悪用してCEPを向上させている可能性があるとされている。

ノドンは液体燃料ロケットモータを使用するが、液体酸素・液体水素燃料と違い、1時間ほどで燃料注入が可能で、即応性もそれなりにあり、常温保存可能なものである。酸化剤は抑制赤煙硝酸、燃料は非対称ジメチルヒドラジンと見られている。また赤煙硝酸は腐食性が強く、腐食性を抑制するためフッ化水素等を0.6%混合した抑制赤煙硝酸を使っている。耐食性の弱い軽いタンクで1週間前後、耐食性の強い重いタンクで数ヶ月は充填したままで保存する事が可能である。旧ソ連の潜水艦発射弾道ミサイルやサイロ式大陸間弾道ミサイルでは燃料・酸化剤充填したまま数ヶ月の即応状態に就くこともあったが、射程の延伸のためにR-17 (ミサイル)の改設計を行ったノドンが、ペイロードを削るタンクの構造強化をどの程度行っているのかは不明であり、具体的な期間は判明していない。ただし、基本的にはR-17 (ミサイル)の拡大版であるだけに、ロケットモータの出力については倍程度となっている。

ノドンは移動可能であり、旧ソ連の MAZ 543P を国産化したミサイル発射車両 (TEL) に搭載されて、山岳地域に建設されたと言われる地下施設で発射待機をしていると推測されている。発射された場合、80秒ほどロケットモータが作動した後、弾頭部分が切り離され、目標に落下していくと考えられている。この時高度200kmまで上昇し、大気圏に再突入する際の速度は毎秒3kmになる。目標が日本なら6~11分程度で日本各地へ着弾するとされる。射程は同型の実績を含めると、1300km~2000kmとなり日本の大部分が射程となる。
弾頭はペイロードに合わせて高性能爆薬・核・生物化学兵器が選択可能である。

今日の発射は日本に対する威嚇ですね。
拉致被害者家族の横田夫妻を北朝鮮に呼びつけるなど日本に対して何らかの交渉を優位にもっていきたいんでしょうね。



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